制約の中でメリットをみつける
焼肉店のあとを改修してつくられた認可保育所です。
半地下(建築基準法上は地下扱い)のため窓が少なく、間取りに制約がありましたが、大きな窓のある部分を明るく開放的な活動スペースにし、窓のない部分は落ち着いた雰囲気の食事コーナーにあてた結果、めりはりの効いた空間構成となりました。
また、道路面との大きな段差を解消するため、外部にスロープを増設し、車椅子はもちろん避難車やベビーカーも快適に使用できるようにしています。
不便な段差ですが、その分道路面より高いので、大きな窓をとっても外からの視線が気になりにくいというメリットもあります。